私の恋愛失敗まとめ

アラサーOLの恋愛遍歴と都度学んだ事について書きます

恋愛超初心者の「恋愛って誰と何するの?」

今日は初めて付き合った先輩について書こうと思う。

それは18歳の夏だった。

それまで必死に大学に入るための勉強をしていたため、大学生として自分が何をしたいのか、どんな生活を送りたいのかも分からぬまま、とりあえず運動したい・あわよくば彼氏が欲しいという思いだけで京都大学と合同のテニスサークルに入部した。

大学生的なうぇーいwwノリの飲み会が多いのが、ゆるふわちゃんな自分にとってはキツかったけれども、真面目に練習もするサークルだったので概ね問題なく楽しんでいた。

 

幸いなことに入部1か月で意中の先輩と両想いになり交際をスタートさせることが出来た。

まずは先輩のスペックや、付き合うまでの経緯をまとめよう。

 

  1. ハツカレひゃっほい☆

 

【私スペック】

・関西の国公立大学生活科学系1年生。

・高校のとき男友達は居ないが、2回告白されるぐらいの顔面。

・性格はクウネル、リンネルあたりのナチュラルゆるふわなのに対し、大学デビューを目論みRay系キラキラあざとい系モテキャラを目指す。服装もINGNIやLIZLISA、LODISPOTTOのパステルフリフリ装備。かなり無理しているが、女子大生たるものかわいく愛されキャラでなくては、と思い込んでいた。

 

【先輩のスペック】

京都大学理学部の2回生。将来は博士課程を卒業し教授になるのが夢。

・超塩顔で髪が長めでガリガリ。(良く言えば)藤原基央劣化版のようないで立ち。

・服装はダサいが優しくて真面目でぼーっとした性格のように見えた。飲み会で皆と一緒に騒がず、自分のペースで飲んでいたからそう思った。

 

【好きになったポイント】

・中・高校生のときから、ロキノン男子というか、中性的な髪の長いガリガリな異性に一目惚れする傾向があった。先輩は決して美形ではないけども、その要素は十分にあったので単純に見た目が好きだった。

京都大学という学歴。

 

【付き合うことになった経緯】

・同じように先輩も私の事を好いていてくれたらしく、特にこちらから何もしなくてもメール交換を経て二人で遊んだ日に告白された。

 

以上が付き合うに至るまでの基本情報。

次に、恋愛に関しての当時の私の条件。明確な理想を持っていたかどうか定かではないけど、思い返すと以下のようなことをぼんやりとイメージしていたと思う。

 

恋人の条件

・顔面や雰囲気がタイプ(藤原基央っぽい)

→単純に自分の思うかっこいい人と結婚したいから

・学歴が自分よりも上で家が近い(自動的に京都大・大阪大・神戸大の学生となる)

→高収入になる確率が高いので、キラキラ女子のみんなに羨ましがられると思うから。安定した生活を送りたいから。

 

見事に人間性や性格について考慮していないことが分かる。

また、当時の自分は結婚願望が強かった。18歳だが若いうちから良い男性を捕まえておかないと、と焦っていたため、結婚した後のことまで妄想して前のめっているのが見て取れる。

 

肝心な「恋愛って誰と何するの?」の部分は経験値0のため以下のような表面的なことしか想像できなかった。考える前にまず行動しよう、と思い、なんかよく分からんが付き合ってみることにしてみた。

 

【「恋愛って誰と何するの?」イメージ】

・自分の好みの容姿・スペックの相手と、お出かけしていちゃいちゃしてセックスする。

・結婚に至るまで上記を繰り返す。

 

以下がそう考えていた理由。

・母親がお見合い後半年の交際を経て結婚したのだが、父親を選んだ条件に影響されまくり。以下がその条件。

 

・生理的に無理じゃない容姿

・ハイスペまでは行かずとも一家5人を養える収入

 

父親の仕事が忙しく若い頃は衝突があったらしいが、今は二人とも仲良しでこの基準は間違ってないんだと思うし、母親もそう望んでいた。この基準で選べば皆ハッピハッピハッピーだと思ってた。

 

しかし私は母親と血は繋がってるといえども別の人間なので、同じ基準が適応されるとは限らないということに気付くのは、まだ先のこと。今度書きます。

 

  1. 恋愛ってこんなにおもんないの?

 

告白から3か月。先輩は私の事を本当に愛してくれていたし、確かに先に述べた【当時考えてた「恋愛って何するの?」イメージ】を満たしていた。けれども日を追うごとに徐々に徐々におもんなくなっていった!

 

【おもんなポイント】

・私を女の子扱いする(したがる)ところ(本当はそんなキャラじゃない)

・私のボケに笑ってくれない(少数だが笑ってくれる人もいるのでおもんなくはないはず)

・(欲を言えば)私のツボをついたツッコミ・ボケが出来ない

 

以上のおもんなポイントの増加と比例して以下の問題も発生。

・冷めだすとセックスが気持ちよくない

・冷めだすと服がダサいのが目につくようになる

 

ここでやっと自分の【恋人の条件】に足りないものが何かわかりました。それは、

 

・素の自分でも楽しく会話できるかどうか。女の親友と似た居心地の良さ。(超重要)

→今回デートや電話・メールで打っても響かない感を実感し、そんな人と一緒に居ても楽しくないということに気付いたから。

 

結局、つまらなすぎて、恋人でも何でもない、高校の同級生と遊んでいるほうが楽しいと気付き、交際4か月で彼に別れを告げました。

高校の同級生の彼については、次のブログで書きます。

 

  1. わかったこと・つぎやること

 

初めてのお付き合いを経て、わかったこと。

【恋愛って何するの?(改定ver)】

・自分の好みの容姿・スペックの相手と、お出かけしていちゃいちゃしてセックスする。

→お出かけの際は自分たちの話や、出先の話題など、主に会話が楽しさの中核となる。また、お出かけ以外にもメールや電話で会話することが多いため、会話のかみ合わない相手とは非常にストレスがかかる。

・結婚に至るまで上記を繰り返す。

 

会話や一緒にいる時間を楽しむためにも以下は必須。

・キャラ偽装しない

→私の場合全く女の子らしくない、シュールキャラなのに、ペット系モテ女子ファッション装備していたため誤解されてしまった。また、そうあるべきと思っており自然体の自分を出すことが出来なかった。

 

で、条件にも1行追加。

【恋愛で譲ってはいけない条件(改定ver)】

・素の自分でも楽しく会話できるかどうか

→上記の「キャラ偽装しない」をクリアした上でも相手と楽しく過ごすことができるか。目安としては女の親友といる心地よさが理想。

・顔面や雰囲気がタイプ(藤原基央っぽい)

→単純に自分の思うかっこいい人と結婚したいから。

・学歴が自分よりも上で家が近い(自動的に京都大・大阪大・神戸大の学生となる)

→高収入になる確率が高いので、キラキラ女子のみんなに羨ましがられると思うから。安定した生活を送りたいから。

 

初めての彼氏とうまく行かなかった理由は、大きな素の自分でも楽しく会話できるかどうか、という条件が抜けていたからでした。

なぜ抜けたかというと、恋愛で何をするのかを具体的にイメージ出来ていなかったから。あと恋愛に関しては母親宗教で、母親のいう条件を満たしていれば後は間違いない、あとは何でもいいと思っていたから。

 

初めての恋で、恋愛でやることを身をもって知ることが出来たし、今後の自分の外せない条件を見つけることが出来たので、今となればよい経験をしたなぁと思います。

・・・まぁ、学習したはずなのに、この後また血迷ったことをしでかしてしまうのですけれども、その話は追々書きます。

 

以上。